大学生の醍醐味と言えば、長期休暇があること。そんな長期休暇だからこそ、一人暮らしの面倒な生活から少しだけ抜け出すために、実家に帰省する人も多いことでしょう。私もそんな魂胆から1ヶ月ほどの長期で実家へと帰省をしていました。アパートの方はもったいない気もしますが家賃は払いながらも、自分は全く住まない状態です。長期的に帰省することもあり、万が一のことを考えて預金通帳などの貴重品は全て実家へと持って帰っていたので、何も問題はないと考えていたところ、アパートに帰ってきて大変な事が起こったのです。それは、アパートのカギが全く入らずに、部屋に入れないということでした。
アパートに帰ったのがまだ夕方だったこともあり、まだアパートの管理会社に電話しても通常営業の対応をしてくれると考えて、速攻で電話をしてみました。そして数十分後に担当者が駆けつけ、そのカギをじっくりと観察したところ驚愕の事実が分かりました。なんと、私が帰省をしている最中に、勝手にカギ穴を交換されていたのです。つまり、無断でカギそのものが新しいものに変わっていたと考えていいでしょう。まさかこんなことが起こるだなんて思いもしませんでした。
なぜこのような事案が発生してしまったのか入念に調べてみても、大家さんは関与していないので全く分からず、謎のままでした。しかも部屋の中を荒らされた形跡もありませんし、何の目的でカギを交換したのかさえ不明です。これにはさすがにゾッとしましたね。
大家さんが私のことを気に入らないから勝手にカギを交換してみたり、セキュリティ上の関係で交換をしたというのならまだいいですが、誰が何のためにカギを変えたのかわからないとなれば非常に怖い事案です。とりあえず警察に連絡をして誰がそんなことをしたのか突き詰めてもらうとともに、いろんな意味で怖いので当面私はアパートには戻らずホテルで夜を過ごすようになってしまいました。